「死人荘」
東京西南部の某市に地元の人々から「死人アパート」と
呼ばれる アパートが実在してます。昭和40年代、工務店経営のR氏が、この土地を購入しアパート
を建設し計6棟の貸しアパート業を始めたのです。1F3部屋、2F3部屋の全6部屋
まず、103号室に若い夫婦と4歳の女の子が入居し、
次に、真上の203号室に 60代後半の老夫婦が入居したのです、
老夫婦は、奥さんが重病でしたが 家賃を半年分、先払いだった
ので喜んで入居を承諾したのですが、
これが 死の連鎖の幕開け だったのです、2世帯が入居後、約半年して103号室の3家族が一家心中を
遂げたのです、何でも夫の博打狂いでの多額の借金が原因だつたとか、
しかしここで R氏は103号室ょ改装し、そく入居者を募った矢先、
今度は上の階の203号室の 老夫婦が自殺、
遺書によると、入居後、妻が急死し、夫はそのまま妻の遺体と
半年以上 過ごしての後追い自殺だったらしいとの事でした、噂は、あっというまに広がり103と 203号室を撤去し4部屋のみ
で貸し出しても借りては誰も現れず、来るのは深夜の
肝試しだけだったそうです、で、あれから10年が経過したころ時はまさにバブル真っ只中、
近隣住民も代わりR氏が再びアパート業を開始し、
今度は全戸が入居したそうです、所が、102号室の若いホステスが男に捨てられ睡眠薬自殺、
この時点で昔の「死人 アパート」の噂が復活し
入居者が逃げるように去って行ったさうです。あれから20年、そのアパートは現在も、入居者、転居者
及び死亡者を出し続け ながらもその場所に立ち続けているそうです。死者の続く原因は、未だに分かってはいないのです、
いや、分かってはいけないのかも しれません………。