「呪縛」

昭和47年(1972年)5月13日 PM10時、大阪南区灘波新地
(現中央区 千日前)の千日デパート3階、婦人服売り場から出火、
火災は最上階7階まで拡大し、 アルバイトサロンのホステス、従業員、客ら
118人が死亡する大惨事となりました。  

ここで恐ろしいのは、7階から大勢のホステスが飛び降り死んだ事です。
しかも、不気味な事に、後方の燃え盛る炎の中には、
チョンマゲ頭の男達が笑いながら

「ええじゃないか、ええじゃないか」

の掛け声と共に、次々にホステスを投げ落していたのを
1人や2人ではなく、地上や近隣のビルから、大勢の人々
が目撃してたそうです。  

千日前は、江戸時代 処刑場と墓地 のあった所で、
なんばウォークの地下街は、もろ 刑場跡地そのものだったのです。  

さらにおぞましい話は、その火災で死亡した人数と、
千日前の刑場で処刑された 人数が同じだったそうです。
 

それから、ある大学教授が、この怪談話が気になり調べた結果、
火災で死亡した 半数以上の被害者が、江戸時代、処刑場で、
処刑人や介錯人などをやってた 侍の子孫だった

と言う事が分かったそうです………。


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