「キャット・ミューティレイション」
自分の部屋は2階で、その窓から自宅の裏庭、隣家の裏庭が見え、
そのはるか後方に 山風景を見て子供の頃育ちました。私の小学生時代の、ある日の事です
「フギャアッ」
と猫らしい 悲鳴を聞きつけ窓の外を見ても猫はいなく、
多分何処かで猫同士が喧嘩でも してるんだろうと思った瞬間、「ミャアッッッッ」
と悲鳴を上げ隣家の家の向こうに居たらしい 虎猫が
空へ向かって飛んで行ったのです
それも、放物線を描いた様な ジャンプなどでは無くほぼ垂直に
真っ直ぐ、しかもかなりのスピードで、天空へと消えました何、今の?
暫く呆然と見ていると、今度は隣家のスコップが飛び、時間を置いて
庭石、植木、コンポスト、ゴミバケツが吹っ飛び消えました、その後も池の鯉、水、 高切りばさみ、などが垂直に吹っ飛び消滅しました。
「うわああっ」
何?今度は宅配便の 配達員が荷物ごと飛んで行き、何かを感じて
飛び出した隣家の親父が「わああ」 飛んで消えました、
その後、その現象は無くなりました。夕方この事を親に言いましたが
「そんな馬鹿な事があるはずが無い」
と子供の話ゆえ まったく相手にされませんでした。
次の日、人間やペットが行方不明になったとかで近所で
大騒ぎになり、警官も各家を回ってました、
目撃した事を言おうとしたのですけど 親に無理やり阻止され、
時間の経過と共に、この「神隠し事件」も忘れ去って行きました。あれから27年経過した、とある日曜日、裏庭で花壇の手入れを
していると 自分の真後ろに「ドサッ」
と何かが落ちて来て、振向くと、干からびた白猫のミイラでした。
※ファフロッキーズ現象/空から何か(氷の塊、魚、蛙、オタマジャクシ
他)が降って来る現象又しばらくして
「どさっ」、
今度は2体目の虎猫のミイラが……、
ゴトッ……
今度は、錆びたスコップが……。