「呪い菌」
数十年前、全国で「謎の気球発見」とのニュースが相
次ぎました。某国による軍事実験?と騒がれ、その時が
来れば、タイマー付き気球に、細菌を搭載し、日本を攻
撃すると言う、例の、ドラム缶、ペットボトル、ビン、
ツボなどに細菌を詰め、海流を利用し、日本海側の海岸
へ漂着させ、日本にバイオハザード(生物災害)を引き
起こすのと類似した軍事作戦と同類だと言われました。
そもそも、それらの原型となったのが、大戦中に実在し
た、日本軍の「風船爆弾」です。「風船爆弾」直径10mの球形風船、懸架カーテン、
吊索19本、砂バラスト、高度調整装置、焼夷弾2個、
対人用15s爆弾、 にて構成された対米本土決戦兵器。実際に、太平洋側の海岸で計9000個ほど飛ばされ、
ジェット気流に乗り、米国本土へは1000個ほど到達
したそうです。ただし、そのほとんどが山中などで爆発、
実質的な被害は山火事程度と、唯一、ピクニック中の少
女達の爆死1件のみでした。この兵器は、国内では、笑い物にされ不評だったので
すが、アメリカ議会では大パニック。「神風特攻「零」、
人間魚雷「回天」、人間爆弾「桜花」を見ろ、ぶち切れ
て焼けクソになった日本人ほど恐ろしい民族はいない、
この風船爆弾に細菌を積んで合衆国が攻撃されたら、ど
ーする?」と、本気で震え上がった議員が何人も居たそ
うです。
実は、その通りだったのです。そもそも、はなから、
爆弾だけの搭載など考えられてはいません15s爆弾の
殺傷能力などしれてます。あれは、時間計測と、到達点
確認の実験であり、本来は「風船爆弾」に極悪細菌「呪
い菌」を搭載した、米本土殲滅計画が真の目的だったの
です。極秘裏に準備されてた、この計画に関わっていた
のは、極秘別動●●小隊の少数兵士だけでした。細菌名は極秘で、愛称が「呪い」、ちなみに作戦名も
「呪い作戦」 なお、この風船爆弾による山火事以降、
米軍による、攻撃が激化したのも史上の事実です。所が、さっぱり命令が下りず、結局、決行前に、突然、
終戦となり、作戦そのものが、終戦と同時に、綺麗さっ
ぱり闇の向こうに、葬られた事は、言うまでもありませ
ん。
さて、本当に「呪い作戦」は実行されなかったのでし
ょうか?
いいえ、実は、原爆投下直前、秘密裏にかつ、小規模?
に実行されたらしいとの噂です。帝都(東京)大空襲に
次ぐ本土決戦。残るは悪魔の最終計画。「一億総細菌感
染特攻」(感染する人間は数人で十分、後は、ネズミ算
式に感染被害が勝手に拡大。つまり、国民の犠牲もろと
も、侵略アメリカ兵を道連れに死滅させる、悪魔の人間
神風計画。映画「アウトブレイク」の日本版。結局、ワ
クチンの開発、増産が間に合わず、へたすれば全国民も
死滅する可能性があり、後に上官に却下される国家玉砕
計画案)の為に準備中の、研究所から紛失した、数個の
細菌入り容器と、同時期に盗まれた数個の風船爆弾、及
び脱走兵達。これは、誰がどう考えても、数名の部下が、
空襲による家族の戦死に激怒し、命令に反し深夜、密か
に実行し逃走したと、考えるのが普通です。なお、この盗まれた、米国への「呪い」「恨み」「憎
悪」「怨念」を、満州の部隊から届いてすぐ、神社の、
牛の刻に、陸軍省お抱えの呪術師により「祟り祈願」ま
で実施された「呪い細菌」が、誰一人、知る者が居なか
った、開発途中の新型であった事も、ほとんど知られて
はいません。
ただし、その盗難風船のほとんどは、確率的に海の藻
屑となったと、考えられます。しかし、その中の1〜3
個は、アメリカに落下したか、あるいは高度調整装置が
故障してた場合、アメリカを通り越し、もっと遠方へ飛
んで行ったのではないかとも考えられます。(いずれも
未確認)東京湾の海底の汚泥の深層部には、未だに江戸時代の
ものであろうコロリ(コレラ)菌が確認されてます。
(江戸時代、日本はエジプトから「ミイラ」を輸入し、
コロリの特効薬?として煎じて飲んだり、食べてました)
須磨区では、終戦時の証拠隠滅の「砒素毒」が地下水に
混入し、近年、大騒ぎになりました。先の冬、全国で大
流行した、「ノロウイルス」も記憶に新しい惨事です。
鳥インフルエンザは、何時か必ず、新型インフルエンザ
に変異し、10万人以上が死滅すると言われてます。
例えば、風船がアフリカまで飛んで行き、特定の狭い
地域の沼地や密林の土中にて、数十年と言う歳月をかけ、
自然変異と言う進化を遂げてしまったのだとしたら?
菌組織のDNAに「呪い」が組み込まれた 「呪いの
細菌」の呪いが、近年になり、起動しはじめたのだとし
たら?
エボラ菌?エイズ菌?サーズ菌?西ナイル?鳥インフ
ルエンザ?ノロ?デング熱?あるいは…………。
その正体も、記録も、終戦と同時に綺麗さっぱり、闇
の向こうへと葬られたそうです。 (完)
※この話は、都市伝説(うわさ)です。
※伝説の信憑性については、便所の落書き程度と、お考え下さい。