「デス・フィルム」
1945年(昭和20年)ベルリン陥落によるドイツ。
原爆投下による日本。それぞれの無条件降伏により、第
二次世界大戦は、幕を閉じました。
現在の海上自衛隊●●基地は大戦中、帝国海軍航空隊
の巨大基地であり、そこには、ゼロ戦、雷電、銀河、天
山などまだ沢山の戦闘機が、来るべき本土決戦に向け、
温存されていました。しかし、それらは全て、進駐軍に
よる破壊処分にてブルドーザーで大穴を掘り地中深く埋
められ、一時期、米軍のゴルフ場にされてたそうです。
もちろん、残っていた海軍の機密文書など、全てが没
収されたのですがその中に、奇妙な それ が紛れ込ん
でいたのです。
それとは、木箱に入った 題名の無い 8mmフィルム、
レコード、名簿(軍人と民間人17名)、木彫りの仏像、
数珠、お寺のお札 などです。
幹部から水兵に至るまで、全てに確認したにもかかわ
らず、それが誰のもので何時、誰が、どのような経緯で、
ここへ持ち込んだのかも不明だったそうです。機密文書
の棚の裏に隠されていたのです、もしかしたら重要な記
録かもしれないと、とりあえず、フィルムとレコードの
中を確認すべく、計6名の米兵が会議室と執務室にてそ
れぞれ、(どうせ、たいした物でもなかろうと、夕食後
の余興に)上映と視聴を実施したのです。
しかし、それは約40分もたたない内に、数発の銃声
により中断されました。そうです、その時になって「1
7名の名簿」が死亡記録であることが判明したのです。
会議室と執務室は、惨劇の後の地獄絵図。ある者は、ナ
イフで自分の胸を突き、又ある者は、割れるまで壁に頭
をぶつけ発狂死。他にも窓から飛び出し頭から落下し、
首を折り即死、他人を撃ち殺し、互いの頭を銃で打ち合
い死んだ者達、(後に、それらは事故としてうやむやに
処理されました)いったい全体、何があったのか、わけ
もわからず、その木箱は「17名の死亡記録」に「6名
の死亡記録」を添え、GHQ本部へと送られ、その後、
更に「3名の死亡記録」を追加した挙句アメリカ本国へ
送られ、「死神の死の罠」として、こう呼ばれたそうで
す。「デス・フィルム」「デス・メロディー」
もちろん、それらの正式な記録は現存してはいません
し、この先も公表される必要などないまま公文書館の地
下保管庫か、どこかの場所で、今も尚、永久に封印保管
されているはずです。
さて、ここで、お話は、さらに過去へと飛びます。場
所は、某国の某刑務所。そこでは、政府の特命で密かに、
音楽家、映画監督、その関係者、数学物理学者、臨床心
理学者、催眠術師、錬金術師、デザイナー、医学者、宗
教学者、黒魔術師〜その道の研究者、技術者などなど、
ありとあらゆるスペシャリストが、一同に集められ、ろ
くでもない研究をさせられていたそうです。その研究内容とは「安価な大量殺戮兵器の開発」。つ
まり、音楽や映像により、人間を無思考の催眠暗示準備
状態へと導いた後、さらに音や映像による暗示にて、脳
内の悲しみの感情を増幅させ、心を絶望のどん底へと突
き落とし、最終的に自殺するしかなくなると言う、とん
でもない悪魔の研究だったのです。そして、それは何年もの歳月、莫大な研究費、他の刑
務所からも召集された大勢の死刑囚達、ならび、開発に
携わった全研究者、スタッフなどの発狂、自殺、暗殺、
処刑などを経てついに8oフィルムとレコードからなる
「視聴覚殺戮兵器」なる物が完成してしまったのです。
そして、それは、それぞれ、1000部ほど、コピーと
プレスがなされ、軍本部へと移送されたのでした。所が、移動中のトラック運転手のハンドル操作ミスに
悪天候も手伝い、トラックは谷底へ、そのまま、フィル
ムもレコードも行方不明となりました。
それから舞台は数年後の、まったく別な、とある国の
闇市へと飛びます。そこでは、題名も何も無い、そのレ
コードの1枚が他の雑貨と一緒に売りに出されてました。
しかも、二束三文で旅行者の手を経て、とある音楽プロ
デューサーへと渡り、やがて、専門家の手により、かな
りいじくり回され、編曲され、歌詞と歌手までつけられ、
流行歌として売り出されてしまいました。そしてそれは、
まるでウイルスが体内で増殖して行くがごとくヨーロッ
パ全土へと大ヒットして行き、とうとう、ラジオや街頭
スピーカーで、ほぼ連日、流されたそうです。そのレコードとは、かなり以前、TV番組「USO」
でも紹介された「●●●日曜日」と言う実在する悪魔の
レコードです。これは、この曲がヒットしてる間、何故か自殺者が急
増しまくり、各国政府が、慌てふためきとうとう、ヨー
ロッパ全域で視聴、放送、売買を禁じてしまったと言う
いわくつきの「聞くと死ぬ発禁レコード」の事です。日本でも、音響専門家の権威が、このレコードを視聴
し、番組内で感想を述べました。「戦後の、悲しく苦し
い状況で、こんな、暗く、寂しい曲を聞かされ続けてた
ら絶望し自殺して当然です」との一言。
音楽を聴いて人が死ぬ? お疑いの方は、そのレコー
ドを入手し聞かれてみればよろしいかと。なお、確実に
衝撃を受けたい方は、是非とも原版を探し出し視聴され
る事をお勧めします。
(ただ、視聴後の行動は、くれぐれも自己責任にて御
願いします)
※人間の耳で聞ける周波数は20Hz〜2400Hz
の超高音の間。聞こえない不可聴の重低音16Hz以下
の音を40分間聞き続けた場合、無思考状態に陥り、そ
れ以上聞き続けると、発狂したあげく死にます。
ナチスの開発した「音波拷問」であり、実際、ベトナ
ム戦争でも拷問、催眠、洗脳、自白、などに、米軍でも
使用。 国内でも、聞こえない工場の低振動音による、
体調不良、家屋の怪奇現象(ラップ音、窓の揺れ、幻覚、
幽霊目撃)などが問題化した実例が存在。
所で、似たように、密入国あっせん組織により、さら
に別な某国にて原版が闇で出たフィルムは、映写機の普
及率が低かった為か広範囲へは広がりませんでした。
近年、TV番組内のサブリミナル効果が問題となり、
映画やアニメの中の光の点滅や、揺れる女子高生撮影の
文化祭映像などで、大勢の子供や生徒達が病院へ運ばれ
る現象が発生し、「危険な映像」と言う存在が、認識さ
れてきました。
もちろん、「デス・フィルム」は、それらの低レベル
なものではありません、なお、月日が立ち過ぎフィルム
やレコードの原盤事態、入手するのは、不可能かもしれ
ません。
しかし、怪奇ファンの皆さま、御安心下さい、
最近になって、そのフィルムとレコードのリミックス・
ハイビジョン・バージョンがVHSで 1本だけ、出回っ
てるそうです。
そう、「デス・ビデオ」 別名「呪いのビデオ」です。
それは、ダビングしても、何故かコピー出来ない不可思議なビデオ。
ほら、
ご覧下さい、
これです、
ここにあります
クスッ。 (終劇)
※補足事項
レコード/ビデオ/映画/携帯
●レコードは、別名/自殺ソング、ダミアの「暗い日曜日」です。
視聴は、お勧めしません、何故、レコード鑑賞後に自
殺者が続発したかの理由は、現在もなお、不明です。
どうして、死にたくなるかを、研究した、学者、大学
教授、なども自殺してしまい結局の所、理由が分らない
のです。
視聴してみました。
しっとりした、いい曲で、少し聞いただけで、聞き惚れ
てしまい……何故か、過去の悲しい出来事が脳裏で走馬
灯のごとく回転し始め気分が不幸のどん底に落ち込み…
神経がむしばまれ、有り得ない幻聴が聞こえ、幻覚も見
え始め何となく、「ああ、もう、死んでもいいや…」
と、思える位、素敵な名曲でした。
●関連ビデオ 「暗い日曜日」 99独/ハンガリー110分
自殺を誘発し、発売禁止にまで追い込まれた、
シャンソンの名曲を巡る戦火のラブロマンス。
二次大戦前夜の独占領下のハンガリーを舞台に、
3人の男女の悲劇的な愛の末路を描く。
レンタルビデオでどうぞ
※見ると死ぬビデオとは、無関係です。
●映画「伝染歌/でんせんうた」
「歌うと死ぬ数え歌」この映画のモチーフになったのが
「暗い日曜日」。
田中秀夫監督作品/女優霊 リング ガラスの脳 怪談
(黒木ひとみ出演/現在上映中)など
●携帯の着メロ
以前、全国で「練炭自殺」が多発した時に、何人かの
携帯の着メロが「暗い日曜日」になってたそうです。
悪趣味な事は、止めてください。
※これは、都市伝説(うわさ)です。