「生首の掛け軸」
小学校の時に何かの雑誌で読んだ記憶があります。
TVで放送していた怪奇特集を見ていた夫婦の話です。
放送も中盤を過ぎたころ、画面に映し出されたのは
おどろおどろしい生首の掛け軸。夫婦は放送が終わっても恐ろしい絵画や曰くつきの置物
等についてあれこれと話をしていました。
そして話題はあの掛け軸に・・・。「凄い形相だったよね。目つきなんかこう・・・」
「えっ!目つき?目は閉じていただろ? お前の見間違いじゃないの?」
「そんな事ない!絶対に開いてた。」恐怖も忘れてすっかり口論になってしまった夫婦は
どうしてもハッキリさせたくてTV局に電話をかけて
確認しようとしました。番組の担当者に確認しようとしたところ、誰も目の事など
覚えておらず、掛け軸はすでに持ち主に返却してしまって
手元にはありません。しかたなくVTRで確認する事に。その場にいた何人かで番組のVTRを映すモニターを
じっと見つめていると問題の掛け軸が写って・・・「!!」
全員が凍り付いたように息を飲む目の前には
掛け軸の中、ゆっくりと瞬きする生首の映像が・・・実はその絵の血の部分は本当に生首の血で描かれていた そうです。