「ベッドに潜むもの」
夏休みに帰省したときのことです。
お盆も近かったので、仏壇のお掃除を手伝った日の夜。。。
仏壇の横に、亡き祖父が使っていた部屋があるんです。
いつもは使わない部屋なのですが、その日に限って、
私はその部屋のベッドで、寝ようとしていたんです。
母は、少し離れたリビングにいました。
その日、家にいたのは、母と私の二人だけでした。私が、10分か20分くらい横になっていたら、
リビングの電気を消す音がしました。
そして畳の上を歩く音がして、ゆっくり何か(誰か)が
私が寝てるベッドに潜り込んできた気配がしたのです。その時、暗かったので何も見えなかったのですが、
横に来たのは母に違いないと思い、
私は安心してウトウトしてたのです。
いつもは、母は自分の部屋で寝るのですが、
今日は、珍しくここで寝るのかな?って思ったくらいで。それから、10分くらいたった頃でしょうか。
また、同じようにリビングの電気を消して
「おやすみ〜」を言う声と足音が聞こえました。
その声は、明らかに母でした。「あれ?母は、私の横にいるハズなのに・・・。
じゃ、さっき私の横に来たのは・・・」
そう思った途端、怖くなって、ベッドから飛び出しました。母と私の二人しかいないはずだったのに、
あのとき、私のベッドに潜り込んできたのは、
いったい誰だったのでしょう??
それ以来、夜、その部屋には一人で入れなくなりました。