「恐怖の達者」
友達のB君が中国を旅行していた時のことです。
山々の集落を点々と歩き、中国4〜5千年の歴史を満喫し、
ある集落に行く途中の山道で『達者』と書いてある店を見つけた。
人通りも少ない薄暗い山道で店があるのは今思えば不思議なことだが、
そのときは『達者』という看板だけに何かの道場かなと、
軽い気持ちでその店に入ったそうです。
実は、B君も後で分かった事だが、『達者』と書いて『ダルマ』と読むのだ。*************(注)*************
さて、ここで『ダルマ』というものを説明してみると、
現在、おもちゃの『おきあがりこぶし』や 選挙の時などに
目を入れる『達磨(だるま)』は日本でも有名。
しかし、 これの原形となった『達者(だるま)』は結構知らない人が多い。
『達者(だるま)』というのは、約70年前の清朝の時代の、 拷問、
処刑方法の一つで、人間の両手両足を切断し、 頭と胴体だけの
状態にしたものである。 映画や本で『西太后』というのがあるが、
この中でも『達者』は登場している。 ここでは、素晴しく美しい女中
に西太后が嫉妬し、その女中を達者にし、塩水の入った壷に漬け込み、
すぐに死なないように、食べ物だけは与えたという。
しっかりと化膿止めや止血を行い食事を与えていれば、
いも虫状態のまま何年も生き存えるという。
こういう話もある・・・ 超S(サディスティック)な奴で、
達者でないと SEXできないという性癖をもつ奴(男女問わず)がいる。
そいつらは、達者屋で随時 新しい達者を購入する。
もしこれが本当ならば、その達者になる奴は何者なのであろうか?
中国マフィア が貧民から奴隷として連れてきた奴や、
そのマフィアに処刑されたものなのだろうか?
中国の処刑には、体中の穴を縫う処刑や石を口にたたき込まれる処刑、
溶かした銀を目や耳に流し込む処刑など、ちょっと変わったモノも多い。
まあ、どれもやられる方は、たまらないのだが...。
実は、この手足を切り落とす処刑方法は、 秦朝から清朝まで実在していたのだ。
この処刑は、清朝の中国征服戦争の際、反乱する人々を
鎮圧する処刑方法として、 頻繁に実施されていた。
その特徴は、勢いよく、バッサリ手足を切るものではない。
まず、切断する箇所に切れ目を入れ、ゆっくりと切り落としていく...
しかも、手足一つ一つを丁寧に...。
さすが、中国。処刑に、優しさが微塵も感じられない...。
つまり。この「達者」の根底にある話は、実在している話なのだ――。
まぁ、何にせよ『だるまさんが転んだ』というような遊びは、
昔、本物の達者の子供を使って遊んでいたとすると何とも残酷な話である。************* (本論に戻る) **************
さて、その店の中は薄暗く、数人の中国人がいたそうで、
奥のほうに人形が並んでおり、品定めをしようとよく見ると目や口が動いている。
なんと達者だったのだ。B君はもちろん達者など知らない。
いや知っていても本当にそれを目の前にすると恐れおののくことだろう。
B君はまわりの中国人が近づいてくる気配がしたので、すぐさまその店を出ようとした。
そのとき。後ろの達者の一つが喋ったのだ。 しかも、日本語で。
『おまえ、日本人だろ。俺の話を聞いてくれ!しかし、B君は何も聞いてない、また、日本語も分からないかのように無視して
俺は立教大学3回生の◯◯だ。助けてくれ!』
その店を出た。
その後すぐB君は帰国し、立教大学の◯◯について調べてみたら、
確かに今年立教大学の学生が中国に一人旅に行き、
行方不明になっているそうだ。 両親も捜索願いをだしているとか。
この達者、在日中国人の話によると、戦前はよくいたらしい。
当然、現在はそんなことをしたら罰せられる。
しかし、中国系マフィアなどは現在も見せしめなども含めて、
そういうことをする可能性は多いにあるらしい。
さらっと読むとたいした怖さではないのですが、
店に入った後のシーンを視覚的に想像するとかなり怖くないです?
投稿: 天鈴丸 さん