「鮮血のラブホテル」

いつものように彼女とラブホテルに行き、エッチをしていたときのことでした。
普段から濡れやすい子だったのですが、その日は特に量が多く、
「お、オレのテクもなかなか磨かれてきたな」とニヤニヤしながらエッチを
終えました。 ここまでは全く問題がなかったのですが、それはこの後、
電気をつけたときに起こりました。
なんとシーツが真っ赤な血だらけで、彼女の体中の至る所に唇の形のした
血の跡が。 また僕の唇や手、僕が触った全ての場所（マクラ、
ティッシュボックス、有線のパネル、など） までも血だらけでした。
僕が濡れているなと思っていたのは、愛液ではなく血だったのです。
それで彼女に「生理だったの？」と聞いてみました。
すると彼女は生理は１週間前に終わったと言うではありませんか。
鋭い人は気付いたと思いますが、経血（生理の血）はドス黒い色で決して
真っ赤な色にはなりません。だからその血は生理の血であるはずがないのです。
また血液の量からしておそらく500ml〜800ml近くもあったと思うので、
それくらい流血すれば普通の人だと体に何らかの不調がでても不思議ではありません。
貧血なり、酷いときは出血性ショックなりが。 （献血でも250ml×２くらいが限界）
しかし、彼女はピンピンして、体もどこも痛くないというのです。
結局、僕らは原因がわからないながらも、彼女の体に異常がないので
良しとしてホテルを後にしました。その後２人で話しあった結果、原因はおそらく、
膣の内部や子宮口を爪で引っ掻いて出血したのではないか、ということで
落ち着きました。２人ともそれ以上考えが浮かびませんでした。

これは後日談なのですが、僕らが行く１ヶ月ほど前、 そのラブホテルで
女性が自殺をしたそうです。原因は男女関係のもつれだそうです・・・。
これを後で知った僕らは寒気がしました。今回のことと自殺が結びつくか
どうかはわかりませんが、なんにしても不気味な体験でした。
もちろん その後、そのホテルに行ってないのは言うまでもありません。

投稿： ビリー さん

　　次の怪談読む？