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イヌヲのアングラ日記   イヌヲバナー カウンタ

「イヌヲ、運命的出会いをする!【1】」


10/23 ハレ

そうそう、喫茶『ドカン』 行って、イヌ丸たちを誘って来なきゃ。
ついでにゴンタも呼んで、久々に対『dis-0rDeR』戦略会議でも開こう。
ここしばらく、イヌ丸のバカの尻拭くのに大変で、おろそかになってたしなぁ。
イヌ丸にはこれで僕にでかい借りを作ったし、たっぷり働いてもらいましょうか!

「チャ〜〜!ホネコワン、もちろんイヌ丸のおごりで!」
「いらっしゃいませ!また僕のオゴリッスか・・・。給料が・・・・。(T.T)」
「まぁまぁ、イヌ丸ちゃん、金も返ってきて懐暖かいじゃん!
それに今日は美味しい話を持ってきたんよ!とっておきの美味よん!」
「おぉ!さすがイヌヲさん!僕は信じてましたよ!それで、どんな話なんですか?」
「うん、ゴンタ来てる?ゴンタ来たら一緒に話すよ。」
「ゴンタさんなら、隅のテーブルで『ドッグボーイ』を熟読してますよ〜。」
「あ、ヤロウ、あんなところにいやがった!イヌ丸も休憩取ってちょい来て。
久々に対『dis-0rDeR』戦略会議開くし。ホネコも忘れずに!」

「おうおう、ゴンタそんなところにいたんかいな。グラビア楽しんでたんか?ケケケ」
「アホか!この聖職者並みのモラルを持ったオレに何を言うかなぁ〜。
ちょっと気になる記事があってね。これこれ。ちょい見てみ。」
「ん?『バンドの取り巻き同士の抗争激化』?何これ?」
「具体的な名前は出してないんだけど、どうも『dis-0rDeR』絡みくさい。」
「おぉ!ゴンタやるやんけ!それにしても、よくそんな記事見つけたなぁ。
ま、グラビアのついでに“たまたま”見つけただろうけどな(笑)」
「お前みたいなエロ犬と一緒にすんな!(笑) で、記事によると、
いろいろな場所で小競り合いが起きてるらしい。記事では『このままいくと
大規模抗争へ発展か!?』 なんてシメてるしね。きな臭いなぁ。」
「なるほどね〜、なんか確実に動き始めてるのかもな。そうそう話変わるんだけど、
ブルルさんから今週末にライブに誘われたんだけど、どうよ?もちろんタダ!」
「+飲み放題ヤリ放題なら行くよ(笑)」
「ゴンタさん、それなら僕もお供しますよ!(笑)」
「オ・マ・エ・ラ・ニ・ク・キュ・ウ・カ・ル・ゾ!」
「ジョークジョーク、行きますがな(笑) で、場所はどこよ?」
「えーとね、確か0丁目のバー、エバーなんちゃら・・・だったかなぁ。」
「えぇ!イヌヲさん!それってBAR『eVEr-LoNg』じゃないんですか?」
「あ!そう、それそれ!イヌ丸よく知ってたなぁ。ブルルさんから聞いたん?」
「なにトボケたこと言ってんッスか!そこが『dis-0rDeR』対抗勢力の溜まり場ッスよ!」
「ゲゲェ!!すっかり忘れてたよ・・・・。ブルルさんはなんか関係あんのかなぁ・・・。」
「ほぅ〜、おもしろくなってきたな。ま、ライブ後の打ち上げで詳しく聞いたらいいっしょ。」
「なんか恐いッスよ〜。『dis-0rDeR』と抗争してる相手の本拠地ですからねぇ。
ケンカに巻き込まれたらどうしよう・・・・。イヌヲさん、助けてくれますか?」
「おいおい、自分の身は自分で守れや!ライブにケンカは付き物よ。諦めろ(笑)」
「うぁ・・・・、冷たい・・・・。すごいブルーになってきましたよ。(T.T)」
「まぁまぁ、あんまり考えすぎるなって。とりあえず、ライブを楽しもうや。」
「お、ゴンタ、ナイスな姿勢だねぇ。イヌ丸、遺書書いとけよ!(笑) じゃ、来週!」

イヌ丸がちょっとビビってましたが、僕もちょっぴり恐いかも・・・。
まぁ、ブルルさんいるしなんとかなるかなぁ〜。たぶん・・・・。


10/25 ドンヨリ

さてさて、週末までは別にすることもないし、のんびり麻雀でもしますか!
ヌシがいたら、久々にチャットでもしよっと。 んじゃ、YCQ繋いでッと・・・。
お、いたいた。やっぱヌシだけにちゃんといますねぇ(笑)

「ウィース!今日は暇なんで、良かったらゆっくりとダベりまへんか?」
「オィース!暇だと寄ってくるって、気まぐれな猫みたいだなぁ(笑)」
「いや、猫ちゃいまっせ!バリバリの犬ですわ(笑)」
「あれ?犬だったっけ?狸かと思ってたよ(笑)」
「あ!犬のプライド傷ついたなぁ〜。つーことで、徹萬の相手決定!」
「はいはい、今日は付き合っても良いですよ〜。つーか、こっちも望むところじゃぁ!ケケケ」

   〜イヌヲら、麻雀しながらシロクマチャする〜

「で、最近どうよ?なんかいろいろあったみたいだけど。」
「そうだな、いろいろあったなぁ。ま、一言で言うと、 “バカの相手は大変”
ってことだな(笑) つーか、オレのことよりそっちはどうなんよ?
チワちゃんの一件以来、ちゃんと話すの久しぶりじゃん。」
「あ、そっか〜。そういえばそうだな。あの後、傷心の旅に出たんよ。んで、帰ってきたら
『dis-0rDeR』のソブってヤツから、チワちゃんをヤッたのはオレだみたいなメールが来ててねぇ。
そいつらへの対応と、イヌ丸のバカがネット詐欺に遭って、それの解決に忙しくしてたんよ。」
「『dis-0rDeR』か・・・。面倒くさいヤツらと絡んだもんだな。」
「お、ネコなんか知ってるん?」
「うーん、別に知ってるというほどでもないけどね。いろいろ噂は聞いてるよ。
そこかしこで抗争してるしね。『dis-0rDeR』の対立グループって知ってる?」
「いや、あんまり知らないんよ。その辺、かなり情報不足でして・・・。
ただBAR『eVEr-LoNg』を溜まり場にしてることくらいしか・・・。」
「うんうん、だと思ったよ。あっちの連中かなり秘密裏だからなぁ。BAR『eVEr-LoNg』
に行くことあったら、『ラヴ†ラド』を探してみ。何か助けになってくれるかもよ。」
「おぉ!さすがネコだなぁ〜。さすがヌシだけあるわ。ケケケ」
「『dis-0rDeR』はヤバイ連中だから、マジで気を付けろよ。」
「うぃぅい!サンキュ〜。頑張ってくるわ!」

『ラヴ†ラド』ねぇ。ちゃんとメモしておこう。忘れたら洒落にならんし(笑)
それにしてもネコはなんでそんなことを知ってるんだろう?
ま、ヌシだからってことで・・・(笑)


10/28 カイセイ

【1】

さ〜て、今日はいよいよライブの日ですよ!気合い入れて行くぞ!
じゃ、ゴンタ&イヌ丸のボケボケコンビを拾ってさっさと行くかな。

   〜イヌヲ、ゴンタらを拾い、0丁目に着く〜

「へぇ、ここが0丁目かぁ。結構良い感じのところだな。気に入ったよ。
『dis-0rDeR』の住処、13丁目とは雲泥の差だな(笑)」
「イヌヲさんには痛〜い痛〜い思い出ッスからねぇ(笑)>13丁目」
「ウッセー!そういうこというと、ケンカに巻き込まれても助けてやんな〜んな〜い!」
「おいおい、そんなガキのケンカみたいのしてんじゃないよ(笑) 
さっさとBAR『eVEr-LoNg』を探そうぜ。」
「ゴンタ、やけに冷静だな。軍師の貫禄ってヤツカァ?(笑)」

   〜イヌヲら、しばらくウロチョロして探す〜

「あった、あった!あそこッスよ!BAR『eVEr-LoNg』って看板でてますし!」
「ふ〜ん、BARっつーか、ハードロックカフェって感じだなぁ。
確かにここなら思う存分ライブやれるな。んじゃ、早速入ってみようぜ。」
「おぉ〜、内装がスゲェカッコイイ!なんかアコギの爽やかな音楽が流れてるし、
客層もやたら健全な人たちばかりなんだけど・・・。 どうもオレらはすご〜く場違いな
感じするんだけど・・・。つーか、ブルルさんのバンドはホントにここでやるのか?
心配なんで、ちょっと聞いてくるよ。」

「すいません、ここでブルルさんのバンドのライブがあるって聞いたんですが・・・」
「え?ブルル?それ誰?たぶんあなた達のお目当てのバンドは地下のステージに
出るんじゃないかしら。一階はお酒を飲みながらマッタリと聞けるようなバンドばかりよ。
それに対して、地下は大人はなかなか聞けないようなバンドが多いわね。
地下の受付の方で聞いてみて。地下への入り口は、外にでて裏に回るとあるわよ。」
「ドモッス!さっそく回ってみま〜す。」

ははぁ、なるほど。確かにここはブルルさんのイメージじゃないよなぁ。
ブルルさんもその辺、詳しく教えてくれなきゃ駄目っしょ。
でもあのお姉さん、カワイかったなぁ、デヘヘ。

「オマチィ!なんかブルルさんたちは地下の会場らしい。裏に回れってよ。」
「『オマチィ!』ってお前はソバの出前かよ?(笑) ほいじゃ、裏まわろか。」

   〜イヌヲら、ブツブツ言いながらも裏に回る〜

「ゲゲェ!なんだ、この環境の変わり様は!こっちはスッゲェ柄悪いのが
ゾロゾロと店の前にタムロってるよ・・・・。ま、こっちの方がらしいけどね(笑)」
「イヌヲさ〜ん、なんか僕不安になってきたんですけどぉ・・・・。」
「ここまで来て情けないこと言ってんな!覚悟決めて行くぞ!」
「・・・・ハァ。不安だ・・・・。」


【2】

柄悪そうな連中を避けて、地下への階段に辿り着きました。
なんかこの辺は普通のライブハウスと一緒ッスねぇ。変なビラがいっぱい貼ってあったり、
スプレーで落書きしてあったりと、ま、お決まりの光景ッテヤツです。んじゃ、
地下に降りて受付を探しましょか。だって僕らチケットすら持ってないッスからねぇ。
お、あった、あった。アソコの怠そうな顔して佇んでる犬がいるところがそうだな。
「すいませ〜ん。チケットないんですけど・・・」
「もう売り切れ。」
「いや、売り切れって言われても。僕ら出演者の人に呼ばれて来たんですけど・・・」
「どのバンドの?」
「いや、バンド名聞いてないんですが・・・・。」
「それじゃ駄目。そういうの多いのよ。知り合いの振りしてタダで入ろうとするヤツ。」
「そんなんじゃないッスよ!僕らはブルルさんに招待されて来たんだよ!」
「えぇ!ブルルさんッスか!いや〜、ダンナ、それを先に言ってくれなきゃぁ。
ブルルさんから話は伺っております。『イヌヲ様とそのお友達』の皆さんですね?」

なんかこいつブルルさんの名前を出した途端に露骨に態度変わりやがったよ・・・。

「うん、そう。それよ、それ。ちゃんと話は最後まで聞かなきゃ駄目よ、チミィ!」
「ハイ、すいません・・・。このことは何卒ブルルさんには内密に・・・・。」

うーん、こんなに恐れられるブルルさんって一体・・・・。

「で、ブルルさんたちはなんてバンドなん?」
「いや・・・、それは実は秘密でして・・・・。おそらく見ていればわかるかと思いますが・・・。」
「はぁ?なんでそれが秘密なんよ?バンド名くらい教えてくれたっていいじゃん!」
「えーと、うーん、参りましたなぁ。ブルルさんはバンドでは匿名なんですよ。
ブルルさんに限らず、バンドメンバー全員がそうなんです。だからブルルさんがそのバンドの
メンバーってことは関係者以外は知らないんです。だからファンは誰も知りません。」
「へぇ、なんかおもしろそうだなぁ。とりあえず自分の目で確かめてみるよ。」

【3】

中は結構埋まってます。満杯ってほどじゃないですが、ラヂヲ体操をできるほどの
スペースはないくらいですね。え?今時誰もラヂヲ体操なんてしないって?ごもっともで(笑)
電車の乗車率に喩えると、130%くらいッスかねぇ。
あ、バンドメンバーが出てきましたよ。そろそろ始まるようです。ブルルさんがいないし、
これは前座みたいッスね。 ギターの音からして、オルタナ系かなぁ。 ま、聞いてみるか。

ジャララ〜ン!!

あ、やっぱりオルタナ系ッスねぇ。『オルタナ系』って括り方自体が適当なんですが、
まぁその辺は皆さんの想像で補ってください(笑)
僕的には可もなく不可もなくってところですねぇ。となりのイヌ丸はかなり気に入ってるようです。
「イヌヲさん、このバンドいいッスね!」ってもう10回くらい同意を求められましたし(笑)

お、終わったようです。さて、次がブルルさんたちのバンドかな?
ん?次にもブルルさんはいないなぁ。これの次かな。現在乗車率150%。

ジャカジャカジャカジャカジャカ!

次はメロコアッスね。このジャンルは日本人大好きですよねぇ。客のノリも結構良い感じです。
やたらポンポンはねてるヤツ多しです。中には申し訳なさそうにダイブしてるヤツもいるし。
やっぱりメロディがないと日本では受けないんですかねぇ。『泣き』とかやたら喜ぶヤツいますから(笑)
僕的には、これはもう腹一杯です。まぁ、悪くはないんだけどあんまなぁ。
ゴンタは結構メロコア好きなんで、喜びまくってます。
さて、次こそはブルルさんたちだろ!

ゲゲェ!なんじゃありゃ!
パンダが3匹、パンダに乗って出てきましたよ!おい、ここは動物園かぃ!
正確には『パンダの着ぐるみを着た連中がパンダの乗り物に乗って』ですね。
『パンダの乗り物』ってあのデパートの屋上なんかにある100円で動くアレです。
アレで登場とはなめてんなぁ。あーあー、次はイロモノバンドかよぉ。ダリ〜なぁ。
ぐぉぉ!そのくせやたら人が増えてるよ。こりゃ乗車率200%はいってるぞ!
痴漢が狂喜乱舞する満員電車状態ッスよ!これが『すし詰め状態』だぁ!
なんでこんなイロモノバンドに客が入ってんだよぉぉおおおお!!!

ズルドン!ズルドン!ドンドンドンドンドンドン!ズガガガズガガガガガズガガガ!

うっっほぉーー!!なんだこれ、パンダの出す音じゃねぇよ!最高!パンダ最高!
アドレナリンでまくりッスヨオ! 周りの盛り上がりも凄いッス!!!なんか会場全体が
うねってるようにさえ感じます!モッシュがピット(穴)なんて感じじゃなくて、大渦ッス!
あぁ〜、あの渦の中にダイブしたい〜。でもこのボルテージだと、したら死にそうだなぁ。
ゴキブリのように踏みつぶされそう・・・・。えーい、ままよ!トォ!!!

  〜イヌヲ、渦に巻き込まれた小舟のように行方不明になり、ライブ終了〜

いやぁ〜、最高だったッス!こんな楽しんだのは久しぶりッスね!
おそらく、ブルルさんはあの3匹のどれかのパンダの中にいたんでしょうね。
前からタダモノではないとは思ってましたが、ここまでやるとは・・・・。
ブルルさん、恐るべし・・・・。

ツヅキイッチャウ?

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