「次元穴」
1879年、英国、ロンドン郊外のマニングストン荘園内での大邸宅の
書斎で歯科医で古文書研究家でもあるオーガスト・ジョセフ博士が
暖炉の前の椅子に 座る18世紀の牧師の霊が、しかも、
かなり鮮明なのを何度も目撃し、声をかけると 消滅すると
言う心霊体験は、世界中を巻き込む程の有名な話でした。さて本題は、この場所から南下したある住宅地で起こった出来事です。
F夫妻が休日、自宅の庭でガーデニングにいそしんでいた時
「わぁっ」
と妻の後方で 夫の叫び声、振向くと夫は居ません、
植木の陰にも車道の車の陰にもいなかったそうです。
きっと何処かに隠れ脅かそうとしてると思った奥さんの目前、
何も無い空間から突然夫が 出現し腰を抜かしたそうです。
奥さんには何が起こったのか、まったく理解出来ませんでした、
もつとも空間から姿を表した主人の出で立ちも異常でした。何故か頭には大戦中のナチスドイツ軍の鉄製ヘルメットを被り、
手には口径7.92oの モーゼルKar98小銃を持っていたのです、どこからその銃を持ってきたのか尋ねると 球根を植えようと花壇の
方へ歩いてると突然目の前が真っ暗になり、1歩前進した所、
そこは廃墟でドイツ軍が銃撃戦の真っ最中だったそうです、
慌ててヘルメットと銃を拾って 後退すると元の世界に戻れたそうです。夫は「よし見てろ」とヘルメットと銃を置くと、妻の静止も聞かず、
再び消えた場所に飛び込んで 再び消えたそうです。訳も分からず呆然としてる妻の目の前に再び夫が現れました、
今度は日本の戦国武将の鎧を身につけ大量の日本刀と槍、
槍の先にはマゲを結った生首、 夫は生首に気がつき、
慌てて消える穴に首を放り込んだそうです、暫くすると穴?は跡形も無く 消滅したそうです。
その後、銃、ヘルメット、日本刀が残り、それを見た隣人が
警察に通報し 主人はテロリストと間違えられ逮捕されたそうです。