「恨み」

米国の古代史研究家、J・A・ウェストは、スフィンクスの地下空洞の事実を
発見し「アトランティスの知識が見つかる」と、うっかり発言したばかりに、
エジプト政府から 国外追放にされてしまいました。  

ウエストは激怒し、はらわたが煮えくり返り、青筋を立てて怒り狂っていました。
こげん悔しかこつはなかとよ、おいは、何か仕返しばしてやらんば腹ん虫ば
おさまらんとばい エジプト政府め、こんままで済んだと思うたら大間違いばい、
あん政府に大恥ばかかせてやるたい、 と、行動を開始したのです。

1993年、NY市警のフランク・ドミンゴ警部補(目撃情報を
もとに犯罪捜査用の似顔絵を描くプロ)に事情を説明し、
エジプト政府が正式に公表してる 「カフラー王がモデルとなって
スフィンクスを作った」と言う学説否定の証拠を見つけてきて欲しい
と依頼したのです。

ドミンゴ警部はエジプトへ出かけ、あらゆる角度から何枚ものスフィンクスの
顔をスケッチし、続いて、カフラー王像のスケッチも多角度から大量に行い
その両スケッチを コンピューターグラフィックにかけ、徹底的に比較検証
した結果

「大スフィンクスはカフラー王をモデルにしたものでは無い」

と言うエジプト政府発表の学説を大嘘八百だと見破り全世界へ 発表しました。
ウェストは国外追放された「恨み」を見事に晴らしたのです。  

はたして、スフィンクスのモデルは誰で、いつ誰が建造したのか、
現在もなお、その謎は 解明されてはいません。

※スフィンクスの顔は、浸食度合いから見ても、
後の時代に作り直されたと言われている…。


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