「いわくつきの仕事場」
今を遡ること15年、現在より30kgほど軽かった独身時代。
(←もうすでに怖 いハナシ?)
当時つき合っていたカレとはかれこれあしかけ6年、
そろそろ結婚バナシもという頃 でした。
一人暮らしをしていた私のアパートへ時々お泊まりして行くのですが
或る夜、「オ イ…オイ…」と起こされました。
「金縛り」に遭ったというのです。
カレのハナシでは窓の外(ここは2階)に人影が映り、
じぃっとこっちを見ている ようで、『あれぇ?』と思っているとその影は窓をすり抜けて、
布団の上を足許から 上がってきた、と言うのです。
そんなことが2回続いたので、これは夢じゃない!っつーことで
私をあわてて起こ したらしいのですが、私に実害が無いので
「こんな夜中に起こされても…」と思いつつ、
「それは怖かったねぇ」となだめてまた寝ましたが、
カレは寝られずに朝まで起 きていたようです。
こんなことが3〜4晩あって(どうゆうわけか私一人の時はナイ)
カレは少々凹んでいました。
ある時霊能者の方に別件でお会いする機会があって「実は」と聞いてみ ると、
その方の言うことには「仕事場が悪い」とのことでした。
K建設の下請会社に勤めていたカレは当時、
港のそばに4階建ての「大きい冷凍 庫」の建築現場におりました。
その港というのは車に乗ったままでダイビングをする方がおられる
いわくつきの港なのですが、そこでナニかがカレにくっついて来てしまったようなのです。
「自縛霊だからその現場から離れれば大丈夫」と言うことだっ たのですが、
工期が2年と長期で、離れることはできませんでした。
その後相変わらずの金縛り事件やカレの不倫事件(霊能者の方はこれも霊障だと
言ってました)等があり、別れてしまいました。
今頃、ダイビングしてなきゃいいけど。付録:不倫事件とは
その工事現場の事務の人妻と不倫関係になってしまい、
これがダンナにばれて大騒 ぎになってしまったそうな。
その後妊娠したとか、ダイビング未遂したとかいろいろ 有ったそうです。
不倫発覚の前に「俺のこと愛してる?」と珍しいことを聞いてくるので
『おっかし いなぁ』と勘ぐりながらも「うん」と答えると「どのくらい愛してる?」
とまた聞い てくる。そこで「おんなじくらい(ハート)」と答えると、 カレ、激怒!!
「あっそう !そのくらいしか俺のこと愛してないのね!!」
この一言で不倫を確信し、別れ を決意しました。
あ〜別れて良かった。 アタマ悪すぎ。