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イヌヲのアングラ日記   イヌヲバナー カウンタ

4. 「イヌヲ、ホームページ作る!」


2/22 ハレ

なんか昨日はとてもじゃないけどネット繋ぐ気になれず速攻で寝ました。
今日もあんまり気乗りしないけど、メール来てるかもしれないし繋ぐか。
ジ〜〜、ピロピロピロ〜、ピガッ、ブ〜ン・・・・・。繋がりました。
さて、メルチェしますか。お、2通来てるぞ。誰だろ?やっぱネコかな?
あいつちょっとは反省したかな?まあ僕も悪かったし許してやるか。 エヘヘ。
やっぱりネコからでした。文面も予想通りですね。うんうん、気にすんなって!
さて、もう1通は・・・、あ!チワちゃんですよ!おお〜!バレンタイン以来です。
あれ?ウサちゃんからは来てないや・・・。謝りのメール送ったんだけどな〜。
まだ許してくれないのかな・・・。はぁ・・・。ま、今は忘れてチワちゃんのメール読もう!
ん〜なになに、「ハガケンがそろそろ交際の返事くれって催促してくるんだけどどうしよう?」ですと!
あぁぁあぁ!忘れてました!そういえば返事の期限は今月いっぱいだったはずです!
やっべ〜、最近ウサちゃんとばかり遊んでたからすっかりチワちゃんのこと忘れてました。
モテるオスはつらいね〜。エヘヘ。 いやのろけてる場合じゃないですよ!どうしよ!
とりあえずチワちゃんは迷ってるようですから、まだ僕にチャンスがないわけではありません。
あの一件以来、ハガケンよりも僕の方がリードしてますからね〜。うーん・・・。
アッ!!すごい良いこと思いつきました!もうこれしか僕のとる道はなさそうです。
ククク、ハガケンのヤロー見てろよ、ク〜ンク〜ン言わせてやるぞ。
よし、とりあえずチワちゃんと会う約束を取ろう。カタカタカタ・・・、よしメール送信っと。
返事が楽しみですよ。プププ。え?なんて書いたかって?それはまだヒ・ミ・ツ♪

さて、とりあえずチワちゃんのほうはこれでいいな。ちょっと休憩して麻雀でもしよっかな。
YCQ繋いでっと。あ、ウサちゃんいますよ!さっそく誘ってみよっと。
「ウサちゃん〜、豚風荘で遊ぼうよ〜」 とメッセージ送りました。
そしたらウサちゃんは「うん、いいよ〜。でもちょっと待ってね〜。終わったら声かけるね。」
お、ウサちゃんもう怒ってないようですね。 ふう、良かった〜。
さてそんじゃ待ってる間、暇つぶしにこの前のホームページ作りやりますかね。
とりあえず、ページ自体はできたんで今度は公開です。 でも僕のプロバは
HPスペースくれないケチプロバなんで無料のスペース探さなきゃ駄目です。
フフフ、この辺抜かりないですよ〜、ちゃんと「犬系クリック」で調べておきましたし。
その結果、「ゲオシチーズ」 というところが良いそうです。まあタダならどこでもいいんですけどね。
ホームページを公開するためのFTPソフトもゲットしてあるし、後はアップするだけです。
よし、ア〜〜〜ップ!最後に自分のページのアドレスを打ち込んで確認です。
おぉお!ちゃんとできてますよ〜。なんかすごく嬉しいッス!!
うーん、幸せだな〜、ボクは〜、だって君がいるからさ! ふたりの〜、夕焼けのぉぉぉおお〜♪
ちょっと誰か止めて下さいよ〜。あまりに幸せすぎてユウゾウなっちゃいましたよ。
まだまだボクの欲望は尽きてませんよ!次は掲示板です!やっぱこれないとね。うん。
なんか「ゲオシチーズ」 では簡単に掲示板作れるそうです。何行か加えればいいそうです。
ふむふむ、なるほど。これをここに張り付ければいいのね。よいっしょっと。コピペっと。
んで、またアップして確認ですね。 これがダルイですよね〜。まあ仕方ないかな。
おおぉお!ちゃんとできてますよ!ボクってやっぱ天才犬ですよね!エヘヘ。
さて、掲示板はやっぱり最初は自分が書き込まなきゃね。
これで一応HPも形になってきたんで次は宣伝ですね。まずアドレス帳全員に知らせましょう。
メールで送信っと。これで明日は書き込みが増えてるでしょうね〜。あ〜楽しみだな。
そろそろ、ウサちゃん終わったかな? ハァ?へ?アァ?  ウサちゃんいないです・・・・。
さっき自分から連絡するって言ったのにいつのまにやら落ちてますよ・・・・。
これはひょっとして僕への無言の抗議かなんかなんでしょうか?はぁ・・・・。
メールの返事は来ないし、YCQもいつのまにかいないし、やっぱ怒ってるのかな〜。
まあ、こんな日もあるってことでしょうか。でもな〜んか嫌な気分です・・・・。


2/23 ユキ

今日は例の計画をいろいろ練ってました。僕って策士ですね〜。
おそらく中国の3国時代に生まれてたら、諸葛良並みですね。
いや、僕生まれ変わりですよ!たぶん。 それいいすぎですかね?エヘヘ。
もう策は練れました。後はハガケンのバカをアミにかけるだけです。

さて、ほんじゃ息抜きにネットで遊びますかね。接続っと。カチッ。
お、ネコがいます。 この前のこと一応謝っておきました。
ネコももう気にしてないようです。うんうん、友達ってそういうもんだよね!
久しぶりにネコと豚風荘で打つことになりました。あ〜、久しぶりだし、負けるかもな〜。
え?毎回負けてるんだろって?そういうことは言いっこなしですよ、お代官様〜。ケケケ。
豚風荘で打ちながらネコとチャットしてたら、たまたま昨日のウサちゃんのことが話題になりました。
僕が「ウサちゃん、昨日待っててって言いながらいつのまにか消えてたんよね。」って振ると、
ネコは「あ〜あ〜、イヌヲいないとき、オレもそういうことされたよ。」と言ってきました。
「え!マジマジ? どんな感じだったん?」
「うーん、大体同じ感じだったよ。HP50について聞きたいことあるから、
ちょっと待っててって言われてジーッと待ってたらいつのまにやら消えてたんよ。」
「ほほぅ〜、似てるな〜。その後なんかフォローはあった?」
「いや、全く。そういうところもムカツクんよね、あの子。」
「まあまあ、その辺メスだし多めにみてよ。オレの肉球に免じてさ。プニプニさせてやるから。(笑)」
「うむ、肉球だされたら、許すしかないな。(笑)」 ネコに受けまくりです。へへへ。
なるほど、どうもウサちゃんはそういう傾向があるようですね。
時間にルーズというか、約束にルーズというか、ちょっとマイナスですね。
まあ、それはおいときましょうか。あ!ネコに僕のホームページ教えなきゃ!
「そうそう、オレホームページ作ったんよ!見てよ見てよ!」
「ほほ〜、やるじゃん!『イヌヲの日記』ね。良い感じだね。」
「ネコもさ、ホームページ持ってる?持ってたら教えてよ!」
「うん、一応あるよ〜。HP50関係のヤツですわ。でもイヌヲには・・・・」
「おお!そんなんやってたんか〜。なんかすげーな〜。さっそく見に行ってみるよ。」
「うんうん、でも果たして見れるかな?('-'*)フフ」
「はぁ?何これ?何もないじゃん。掲示板しかないよ。隠しって何?」
「それはね〜、まあいろいろ理由あるんだけど、詳細はこっちみてよ。」
「ほほぅ、なるほどね。なんかネコいっぱいやってるんだね〜。後でゆっくりやらせてもらうよ。」
「ういうい。結構ムズイけど、がんばれよ〜。(^^)」

そんな会話してるときにふとYCQ見たら、ウサちゃんが来ました。
さっそく誘ってみましょう。 「今ネコと打ってるんだけど、一緒にどう?」
「はーい、今から行くね。何卓?」 ウサちゃんもあまり気にしてないようです。
卓番号を教えたら、ウサちゃんもすぐに来ました。
それでYCQ使って、3人でチャットすることにしました。
YCQはオプションでチャットソフトいれると複数でチャットできるようになります。
もちろんYCQにもチャットついてるんですが、どうも使いにくいんですよね。
僕らは「シロクマチャット」というソフトを使ってます。これかなり可愛いくてお気に入りです。
考え方としては誰かがサーバーになってそこにみんながクライアントとして繋ぐ訳です。
これは結構定番なんでみんなもってるようですね。ウサちゃんも持ってました。
3人でチャットしながら打ってると楽しいですね〜。でもなんかウサちゃんは元気がない気もします。
気のせいでしょうか?まあ僕が元気ださせてやりますよ。エヘヘ。
あ、いつのまにか時間がかなり経ってました。ヤバイッス!
今日はこれからメルチェしてチワちゃんからメール来てたら速攻で返事書かなければなりません。
尻尾を引っ張られる思いですが、仕方ない、今日は落ちましょう。
ネコとウサちゃんにちょっと用事があるから落ちるねといってYCQ切りました。

さて、チワちゃんからのメールは来てるかな? うんうん、来てましたよ。
つーか、来て当然なんですけどね。 だって至急返事頂戴って書いたし。(笑)
さて、返事書かなきゃね。明日会う約束をするつもりです。
え?会って何をするのかって?それは明日のお楽しみ。
ほんじゃ、また明日ね。


2/24 ハレ

昨日は大雪降ったけど、今日は快晴です。ちょうどいいですね。
なんせ今日はチワちゃんと久しぶりに会う日ですからね。エヘヘ。
今朝、さっそくチワちゃんからOKのメール来てました。
5時にクラブ「a-KiChi」の隣の喫茶「ドカン」で待ち合わせです。
喫茶「ドカン」は僕らの平日の溜まり場です。ここの「ホネコーヒー」は絶品です。
さて、そろそろ時間だし、行きますか。ちょっと緊張してきました。

5分前に着いちゃいました。意外と僕って時間はきっちりしてるんですよね。エヘヘ。
僕はさっそく席に座ってホネコーヒー舐めながら待ってます。
チワちゃんは5分遅れて到着です。まあいつもこんな感じですからね。
「イヌヲく〜ん、お待たせ。待った?」 とチワちゃん。
あ〜、やっぱ可愛すぎますよ!「いや、僕も今来たところだよ〜。」
ホントは10分待ったけど、これはお約束ですし、外せません。
チワちゃんもさっそくホネコーヒー頼んでます。まあ定番ですし。
「やっぱり、寒いときはホネコー(ホネコーヒーの略)だよね。それでイヌヲ君、話ってなに?」
きっきっきましたよ!ついにこのときが! 僕の人生最大の山場です!
「えっ、えーとね、・・・・、じっ、じつは僕・・・・」
「お待たせしました〜、ホネコーヒーのお客様?」 ゲゲゲ!ウェイトレスですよ!
なんてタイミングの悪いヤツなんだ!ちょっとは間を読め!!
「あ、は〜い、ワタシ〜。」 チワちゃんは何気ない顔です。
「ごゆっくりどうぞ〜。」 ふう、やっと去りましたよ。 もう二度と来るなよ!ペッペッ!!
「なんかタイミング悪いよね〜。んでなんだったっけ?」 
「う・・うん、えーとね、じっ、じつは僕、前から・・・・」
ピロピロピロ!ピロピロピロ!ピロピロピロ!
「あ、ごめん、ワタシの携帯。ちょっと待ってね。」 おいおい!マジかよ!
「イヌヲ君、ごめ〜ん。なんか今日はパパが早く帰ってくるから外にご飯食べに行くんだって。
そういうことなんで話はまたの機会にしてもらっていい?」 オッサン、燃えたよ、燃え尽きたよ・・・・。
立て!立つんだ! ジョーーー!!! ・・・・・・・・・ヤバヤバ、すっかり灰になるところでした。
「う、・・うん、んじゃ、またにしよっか。」 はぁ、そんなんでいいんですかね〜。またってあるのかな?
「はーい、じゃ〜ね。」チワちゃんは小走りで店を去っていきました。

はぁ・・・・、なんかルーザードッグになった気分ですよ・・・・。
『おい!イヌヲ!今を逃したら次の機会はないぞ!行け!行くんだ!』
ん?なんかどこからか声がします。これはひょっとして神様でしょうか!
僕は走りました。チワちゃんを追って死ぬほど走りました。
ようやくチワちゃんに追いつきました。「チワちゃ〜〜ん、待って〜〜〜」
「あれ?イヌヲ君どうしたのそんな急いで?なんか忘れ物?」
「ハァハァハァハァ、うんうん、どうしても話したいことあって。」
「なに話って?ワタシ時間無いから早くしてね。」 ふう、深く深呼吸して、

チワちゃん!君が好きだ〜〜〜〜〜!!僕と付き合ってくれ!!

いいましたよ!ついに僕はやりましたよ!ィヤッホー!!!
「え!それホント? いきなり言われても・・・・。 ちょっと考えさせてくれる?
ハガケンのこともあるし・・・。」 チワちゃんは顔を赤くして照れてます。
やっぱモテルイヌは辛いッスね〜。エヘヘへ。
「うん、ゆっくり考えてよ。返事は今月いっぱい待つからさ。」
「うん、じゃあ、アタシ行くね。バイバイ〜。」
チワちゃんはちょっと照れてるのか走って帰っていきました。

ふう、最大の難関をなんとか乗り切りました。
後はあのバカを始末すれば僕の計画は完了です。
僕は、家に帰ってヤツに電話をかけました。 なんせヤツメール持ってないんで。
プルルルル、プルルルル、プルル・・・。ガチャ。「もしもし、ハガケンだけど・・・」
「おう、オレ、イヌヲ。オレもチワちゃんにコクったよ。お前には絶対渡さない!」
「あぁ?なんだと!テ・・・」 ガチャ。

ククク、ハガケンのバカの悔しがってる顔が目に浮かびます。
いよいよ計画はラストステージへ突入です。



2/25 ハレ

さて、下準備は全部できたのでとりあえず明日までやることはありません。
明日はおそらく修羅場になるでしょうから、今日はたっぷり遊んでおきますか!

うっし!んではさっそく、麻雀♪麻雀♪麻雀♪
ネットに繋いで、YCQ立ち上げてっと・・・。お、今日もネコとウサちゃんいますよ〜。
さっそく2人に声かけてみました。麻雀やろうぜ!って。
そしたらネコから返事が来ました。「ちょっと話あるんだけどいいか?」って。
ん?ネコから話って何でしょう?何かくれるのかな?まあ聞いてみよう。
ウサちゃんからはまだ返事ないな〜。 まあ相変わらずってことかな。
とりあえず、ネコにシロクマチャ繋いでっと。
「ほいほい、話って何?なんかくれるの?ヘヘヘ。」
「いや、そういうのじゃないんだ。結構マジトークよ。」
「はぁ?なんかあったん?オレなんかしたっけ?」
「いやいや、イヌヲは関係ないんだ。実はウサちゃんのことで・・・・。」
「はぁはぁ、またネコすっぽかされてムカついんてんだろ?まあ許してヤレって。」
「いや、そういうのでもないんだわ。この前イヌヲが用事あるって早く落ちたじゃん。
その後、ウサちゃんと2人で打ちながらチャットしてたんよね。
そしたらあることを告白されちゃってさ・・・・・。 」
「あぁ!!ウサちゃんがネコのこと好きってこと?マジ!マジ!
はぁ、ウサちゃんはてっきりオレに気があるのかと・・・・」
「いや、そういう告白ではないんだ。実はね・・・、イヌヲあんまり怒るなよ?」
「うい、オレ基本的に人間できてるからね。(笑)」
「うーん、心配だけど、先延ばしにしてもしょうがないしな。思い切って言うよ。
実は、ウサちゃん、オスなんだ。 」
「へ?またまた〜、メスだろ?オスってなに?両性具有か?んなわけないよな。(笑)」
「えーとね、実際はオスなんだけど、ネットではメスのふりをしてるの。
ちなみにこういうのをネットオカマ、略してネカマって言うんだけどね。
まあ、ネットではメス少なくて人気あるから結構多いのよね。 」
「あぁぁあ?なんじゃそりゃ〜〜〜〜〜!!!!!ネカマってなんだよ!!!
じゃあ、オレら今まで騙されてたってこと? 」
「うむ、平たく言うとそうだな。でもね、ウサちゃんも悪気があった訳じゃないのよ。
最初はネットでもオスだったんだけど、それだとすぐケンカになっちゃって友達できなかったんだって。
んで、ある時メスの振りしてみたら、どんどん友達できて後戻りできなくなったらしい。 」
「えぇ〜〜〜。メスの振りしてまで友達作りたいもんなんか?」
「まあ、その辺はウサちゃんに直接聞いてみなよ。今呼ぶから。
オレちょっと席はずすから2人で話してよ。 」
ウサちゃん、シロクマチャに登場。
「こんばんわ、イヌヲ君。なんか騙してたみたいでごめんね。」
「はぁ、んでメスじゃなくてオスってのはマジなん?」
「うん、ごめんね。騙すつもりはなかったんだけど、結果的にそうなっちゃった・・・。」
「ふむ、なんでメスの振りなんかしたん?」
「ネコから大体聞いてると思うけど、オスだとケンカばかりして友達できなくて・・・。
それでメスの振りしたらみんなチヤホヤしてくれるんでついついはまっちゃって・・・。 」
「それでイヌヲ君には悪いなと思いながらも、やめられなかったの。
この前ネコと2人のときに耐えられなくなって相談したの。どうしようかって。」
「ふむ、なるほどね〜。・・・・・・・・。」
「ホントごめんね。こんな私でも今まで通り遊んでくれる?」
「あのさ、とりあえずメス言葉やめてよ。それからさ、あの約束無視したり、
レス無しで落ちたりするのはなんなん? あれだってさメスだから許してたけど、
オスなら絶対許してないよ。その辺説明してくんない? 」
「うん、わかった。オス言葉に戻すよ。本名はウサオ。あの落ちたりするのは
ホント忘れてただけなんだ。別に悪意があってしたわけじゃないよ。ごめん。 」
「まあね〜、でも確かにオスだとケンカが多いってのもわかる気するよ。
オレは基本的に平和主義だから何も言わないけど、あんなことされたら激怒するやつ多いだろしね。 」
「うん・・・。だからオスだと友達できなかったんだ。それでメスの振りしたわけだし・・・。
これで大体全部話したけど、今まで通り付き合ってもらえるかな?
ウサコのHNは捨てるし、ウサコとしての付き合いも全部やめるし。 」
「うーむ・・・、オレとしてはオスだろうがメスだろうが別に構わないんだけど、
騙されてたってのがやっぱりちょっとムカツクよね。まあそれはもういいけど、
今後は約束や時間を守ってくれるなら今まで通り付き合ってもいいよ。 」
「ありがと〜。うん、それは約束するよ。それじゃ今日はこの辺で落ちるね。」
「ういうい、バイバイ〜。」 ウサオ、シロクマチャから帰る。と、同時にネコ戻ってくる。
「どうだった?話できたか?イヌヲキレなかったよな?(笑)」
「うん、なんとかね。(笑) はぁ、なんか参るよね、ああいうの。ネコはどう思ったん?」
「うむ。まあ、オレはさイヌヲと違って最初からあまり好感持ってなかったから、
聞いたときはなんか納得したけどね。やっぱオスとかメスとか言う前に約束守れないやつは駄目でしょ。 」
「んだな〜。そういえば、ネコに忠告されてたのにオレ全然聞かなかったしな〜。あの時はすまん。」
「いやいや、気にすんなよ。オレの方がネット歴長い分、目が肥えてるからね。でも食うなよ。(笑)」
「ケケケ。だれが食うかい!(笑) なんか今までメスだから許してたけど、
オスだとわかったこれからは許せる自信ないな〜。」
「まあな。でもウサオも反省してるようだし、しばらくは多めに見ようぜ。 ネカマだって告白
するだけでもまだましだって。中にはネカマでずっと通してからかうやつとかいるからな。 」
「うむ、それに較べたらましってことか・・・。はぁ、なんかヘビーな日だった。
明日はいろいろありそうだから、今日はそろそろ落ちるわ。またね! 」
「ほいな。バイバイ〜。(^.^)/~~」

はぁ、なんスかこれは?ネカマ?なんだよそれ?
ハガケンのことでタダでさえ頭混乱してるのに、 その上これかよ〜。
なんか明日はこのフラストレーションをハガケンのバカにぶつけてやりますか。
ククク、明日は「ク〜ンク〜ン」どころか「キャンキャン」いわせてやるぜ!


2/26 クモリ

今日は週末、クラブ「a-KiChi」へ行く日です。
もちろんヤツも来るでしょうから、修羅場でしょうね〜。あのバカ、カッとなりやすいから。
でも、こっちもそんなことは十分承知してるんで、対策はバッチリです!見ててくださいよ。ヘヘヘ。

さて、着きましたが、まだヤツは来てないようです。今日はヤバそうなので、
大好きなカルーアはやめて置いた方がよさそうです。 仕方ない、ホネコーラでも飲みますか。
あ、ゴンタが来ました。向こうも僕を見つけて小走りでこっちに来ます。
「おいおい、イヌヲ聞いたぞ〜。ハガケンがお前ヤルって言い回ってるらしいぞ。」
「ククク・・・、だろうな。なんかそういうことになったようだわさ。」
「やっぱアレか?チワヨか?」 ゴンタも鋭いッスね〜。さすが付き合い長いだけあります。
「うむ、そうなんよ。大体わかってると思うけど、オレもチワちゃんにコクったんよ。んで、
それをハガケンに電話で伝えてやったわけよ。だからヤツ怒りくるってるんだわ。ケケケ」
「はぁはぁ、なるほどね。通りであんなに怒ってる訳だ。あいつ前からチワヨ狙ってたからな〜。
んで、どうすんの?なんか対策あんの?なんか手伝ってやろうか? 」
「いや、今のところはないよ。つーか、もう下準備はできてるからね。
あ、強いて言えば、明日の朝6時にこれ持ってここの裏来てよ。」
「ほいほい、あれ?何これ?なんでこんなもんが朝にいるの?」
「まあまあ、それは朝になればわかるから。それまでのお楽しみ。絶対笑うぜ。」
「おお、なんか良い計画立ってるみたいだな〜。まあイヌヲその辺の狡賢さはメギツネ並みだし、
オレが心配するまでもないよな。特にハガケンに対してはよく回るもんな〜。」
そう言ってゴンタは僕の頭を肉球でプニプニしました。やっぱプニプニの感触いいッスね〜。
「まあ、そういうこっちゃ。ワハハハハハ 」こんな話してる間に周りがざわざわしてきました。
ようやくボンクラ君の登場のようです。

イヌヲ〜!!!イヌヲいるか!!でてこいや〜!!オラァ!!!

はあ、さすがバカだけあって怒鳴りまくってますよ。こんなところでアホかっちゅうねん。
あらら、さっそくここのオーナーのベンさん(シェパード)に怒られてます。
ベンさん、かなりガタイも良くてしかも昔は某豪邸でSD(Security Dog)やってた経歴の持ち主です。
そんなベンさんにはいくらハガケンとは言え迂闊に逆らえません。基本的にはここでのもめごとは禁止です。
以前はベンさんがいなかったから謹慎ですんだけど、 ここでケンカでもしようもんなら、
速攻でベンさんにボコられます。さすが元SDだけあって鬼神のごとき強さです。
「イヌヲ〜、ちょっと来い!」ベンさんが僕のこと呼んでます。やばいかな〜。
「おまえらな〜、ケンカすんのはいいけど、店の中ですんな!外でヤレ、外で!ボケ!
特にハガケン!お前もめごとばっか起こすなよ!女の子からも評判悪いぞ。 」
「すいません・・・・、でも今回はイヌヲのヤローが・・・」ププ、ハガケン小さくなってますよ。
「オラ!でもも、ももも、ねーんだよ!とにかく店で騒ぐな!今度やったら肉球狩るぞ!」
げげ!ヤバイッス!肉球狩りはイヌにとっては死活問題ですよ!
なぜなら、イヌにとっての肉球は人間の靴と一緒です。アレは脂肪の塊で神経も通ってません。
肉球があるおかげで僕らは茂みや岩の上でも気にせず走れるわけです。
アレがなかったら痛くて無理ですよ。さすが元SDはすごいこと考えますよ。
考えただけでサブイボでてきましたよ。う〜〜〜、コワッ!

結局僕とハガケンは裏の路地に行って決着をつけることになりました。
まあここまでは予想通りですね。ハガケンが僕を誘い込んだ形になってますが、
実際は僕がそうなるように仕向けたとも知らずにバカだね。しかも僕の前歩いてますよ。
ハイ、じゃあ、そろそろこの茶番締めますか。僕は背中のリュックからメタルチェーン
(両端に鍵付き)を取りだし、片方を電柱に固定してもう片方をそう〜と後ろから
ハガケンに近づいて、ヤツの首輪にはめました。カチャ!完璧です。
「あぁ?なにしてんだ、テメー!!なんだこれ!外せ!外せや〜!!」ガチャガチャ!
「バ〜カ、誰が簡単に外すか。ボケェェェエエエエ!!!!
この前は不意打ちしてくれてありがとよ。今日はそのお礼だぜ。って言いたいところだけど、
それじゃお前と同じ低レベルになるからそんなことしねーよ。安心しな。 」
「あぁ?じゃあ、テメーなにしてーんだよ!ぁあん?」
「まあ、バカなオメーにはわかんねーだろうな。オレはお前みてーなバカと関わるのウンザリなのよ。
だから、この辺ではっきりと決着つけようぜ。イヌ族伝統の決闘でな! 」
「カカカ、なんだそんなことかよ。お前オレに勝てるとでも思ってるのかよ?あの伝統の3番勝負でよ!」
「思ってるから言ってるんだよ、ボケ!」なんかちょっと腹立ったんで石ぶつけました。見事命中。ププ。
「何だテメー!きたねーぞ!」不意打ちしておきながら、この言いぐさはなんなんでしょうね?
「お前が言うなって。ほんじゃ、決闘の話受けるんだな? マジでこれでオレが勝ったら
お前『ホケンジョ』行きだぜ?わかってるのか『ホケンジョ』の意味?」
「あぁ。なめんなよ。そんくらいわかるわ!始末されるってことだろ!わかってるわい!」
「フフフ、わかってりゃいいのよ。じゃ、このことボスにも伝えておくぞ。取り返しは効かないぜ?
よし、それで話は終わりだ。決闘は来月の7日だ!忘れても『ホケンジョ』行きだぞ! 」
「うっせーよ!何度も言わなくてもわかってるわ!お前こそ逃げんなよ!」
「誰が逃げるかいな。バカなお前始末できるかと思うとワクワクするぜ。じゃあな。」

僕は後ろを向き帰る振りをしました。ハガケン焦るだろうな〜。
「おい!ちょっと待てよ!この鎖外せや!フザケンナヨ!テメー!」
「あぁ?お前さ、人にモノを頼むときにはそれなりの態度ってもんがいるよな?
まさかそんなんで助けてもらえると思ってないよな〜、ねえ、ハガケン君♪ 」
「グググ・・・・、チッ!外してくれよ。」お、だんだんバカもわかってきたようです。
「えぇ?外してくれ?普通は敬語だよな〜、頼み事ってさ。」
「わかったよ。外して・・・・く・・・だ・・・さい・・・・・。これでいいだろ?外せよ!」
「えぇ〜、どうしよっかな〜。とりあえずチミこの前僕にオイタしてくれたよね?
まぜそれ謝れ。もちろんド・ゲ・ザ♪」ハガケン目が血走りまくってますよ。カカカ。
「土下座だぁ!フザケンナ!外せ!外せ〜〜〜〜〜!」
「じゃ、僕帰るね〜。バイバイ〜。一週間後までそこにいなよ〜。」
「待って、待って下さい。土下座でも何でもしますから、外して下さいぃ〜〜〜。」
でましたよ、ハガケンの得意の泣き落とし。借金取りからもこれで逃げてるようです。
「最初からそうでりゃ話は早かったのよ。まずな、三回回ってワンって言って土下座ね。」
「グッ・・・、わっかったよ。」ワハハ、マジで回ってますよ。バカですよ、こいつ!
「ワ〜ン!これでいいだろ!さあ外せよ!」さて可哀想だし、そろそろホントのこといいますか。
「あ、わりわり、そういえばオレ鍵持ってないんだわ。鍵はゴンタが明日の朝
ここに来るからゴンタからもらって。大体お前今外したらどうせオレのこと襲うだろ?じゃ!」
「おい!ここまでやらせてそれはねーだろ!イヌヲ!テメー!絶対来週ぶち殺す!!覚えてろよ!」
「はいはい、チミと違ってちゃんと覚えてるから心配しなさんな。でもうっせーよ、お前!」
またちょっと腹立ったので石何発かぶつけておきました。ハガケン騒ぎまくってますよ。ププ。

さ〜て、来週に向けて鍛えますか!

 


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